BUSINESS PROFILE事業案内
GASガス事業
LPガス供給
当社は創業より50年、埼玉県新座市を中心にLPガス供給を行っております。
お客様からのお問い合わせには迅速且つ丁寧な対応を心掛け、電話よりもまず訪問させていただき顔の見えるガス会社を念頭に日々仕事に取り組んでおります。緊急時はもちろん24時間365日体制で対応しておりますのでご安心ください。
きめ細やかな対応とフットワークを大切に地域のみなさまのお役に立てるよう、私たち野島ガスは「小さな会社だからこそ出来ること」を大切に社員一同誠心誠意で取り組んでおります。
ガス機器の販売、修理
ガスコンロ、給湯器、ファンヒーターなどの販売および修理も行っております。
当社はガス機器設置スペシャスト登録店を取得していますので安心してお任せください。
LPガスのお話
LPガスとは
液化石油ガス、LPガス、LPG(Liquefied Petroleum Gas)とは、ブタン・プロパンなどを主成分とし、圧縮することにより常温で容易に液化できる気体燃料のことを言います。一般的にはプロパンガス(Propangas・ドイツ語)とも呼ばれています。
LPガスの性質
- 空気より重い
LPガスは空気よりも重く、もれると低いところや物かげにたまる性質があります。もしガスがもれたら、特に下の方の風通しを良くしてガスを屋外に追い出しましょう。 - ニオイをつけてある
LPガスそのものは無色無臭ですが、もれたときに分かるように腐臭をつけてあります。 - 燃料にはたくさんの空気が必要
LPガスが燃焼するためにはたくさんの空気(酸素)が必要です。屋内でガスを使用するときは、十分に換気をしてください。換気が不十分な場合は、不完全燃焼を起こし一酸化炭素(CO)が発生しますので十分注意してください。 - 液化した状態で容器(ボンベ)に入っている
LPガスは圧力をかけて液化した状態でLPガス容器(ボンベ)に入っています。 - クリーンなガス
LPガスは、環境負荷が相対的に小さく、クリーンなエネルギーであると位置づけられています。また、LPガスには一酸化炭素(CO)は入っていません。
LPガスは環境にやさしい
環境を考えるなら、やっぱりLPガスです。
最近ではオール電化住宅に注目が集まっていますが、電気は発電所から電線で運ばれるまでに投入エネルギーの6割も消えてしまっているのです。
その点、LPガスは使用する場所で100%使われます。また、LPガスは石油に比べ燃焼時のCO2の排出量が少なく環境にやさしいエネルギー。
一方の電気は発電に天然ガスばかりでなく、大量の石油や石炭を燃やしますから、カロリーあたりのCO2の排出量はLPガスよりも多いのです。
さらに、原子力発電は永久に消えない核のゴミを出すなど、環境面では問題の多いエネルギーと言えます。
LPガスの安全性
LPガスは安全なエネルギーです。
ご家庭には、地震や異常使用時にLPガスを止めるマイコンメーターやガス漏れを知らせる警報器が取り付けられています。
また、ガス器具にも、立ち消えや過熱防止、不完全燃焼防止などの安全装置が標準で取り付けられていて、二重三重の安全が守られています。
また、ガスは炎が出ているので危険と思われがちですが、目に見える分だけ対応しやすく、逆に電気では目に見えない危険性を含んでいます。
LPガスは火力が強く、クリーンなエネルギーです
設置が簡単で、しかも高カロリーで火力が強いのがLPガスの特徴です。
また地球環境にやさしいクリーンエネルギーです。
LPガスの緊急時対応力
LPガスは災害時に活躍する分散型エネルギーなのです。
電力会社は屋内の断線等で電気製品が使えない状態でも、軒先に電気が届いただけで復旧を宣言します。一方、LPガスの復旧はガス器具が使える状態になったことを指します。過去の大地震では電線や屋内配線の寸断で復旧に手間取った電気に比べ、LPガスはいち早く復旧し、二次災害も発生していません。
さらに、移動と設置が簡単なため避難所等でも活躍し、大災害や緊急事態に備えた公共施設などへの常設がすすんでいます。
LPガスの経済性
家族構成や使用時間が変化しても経済的です。
必要な時に必要な量のお湯や熱をつくるガス器具なら、例えば5年後、10年後に使用量が変化しても無駄はありません。
湯沸器や暖房機はふつう10年以上使うつもりで買います。10年の間には家族構成や使用時間も変わりますが、電気温水器などのオール電化の設備は、最大使用時を想定して機器を備えなければなりません。
お子さんが成長しシャワーなどでお湯をたくさん使う時に合わせて購入すると、将来お子さんが独立したときには無駄な設備となります。
LPガスの利便性・快適性
【キッチン】
炒め物も焼き物も、煮物も蒸し物も、ガスコンロなら量の多少にかかわらず上手においしく料理ができます。
【お風呂】
ガス給湯器なら、いつでも必要な時に必要なだけお湯が使えます。
【暖房】
ガスファンヒーターは“スイッチ・ポン”ですぐに暖まります。
ガス温水式床暖房は、身体にやさしいふく射熱の暖房です。
LPガスをご家庭でお使いになるお客さまへ
点火・消火は必ず目で確かめてください
- ガス機器の近くに、燃えやすいものは置かないでください。
- 風や煮こぼれで火が消えたり、天ぷらを揚げている時に、鍋の中の油に火が着くことがあり、大変危険です。
- ガスを使っている時は、その場を離れないようにしてください。火を使っている間は「何があっても、その場を離れない」ということを心がけてください。
Siセンサー(調理油過熱防止装置・立消え安全装置・消し忘れ消火機能)コンロをおすすめします。
いつも青い炎でお使いください
ガスをお使いの時は、炎は必ず「青い炎」でお使いください。
赤っぽい炎は、不完全燃焼をしている炎です。
ガス臭いときには
ガス臭いときには、あわてず落ち着いて!!
- 火気は絶対使用しないでください。
- ガス栓やメータガス栓を閉めてください。
- 窓や戸を大きく開けて十分に換気してください。
ガス臭いときは、休日・夜間であっても、当社に連絡してください!
ガス栓は、使用時には全開で、使用後は完全に閉めてください
- ガスをお使いになる時は、ガス栓を全開で、お使いにならない時は、完全に閉めてください。また外出する時やおやすみ前には、ガス栓、器具栓が閉まっていることを確認してください。
- 使用していないガス栓は、絶対に開かないでください。
- 長期間ご不在になるときは、容器バルブを閉め、LPガス販売店にご連絡ください。
- 配管やガス栓をアースの代りに使用しないでください。
ガスの長時間使用のメーター遮断について
こんなときマイコンメーターがガスを止めます。
LPガスの流れや圧力などに異常があると、マイコンメーターが自動的にガスを遮断し、表示部に遮断理由が表示されます。
以下の手順でマイコンメーターを復帰して下さい。
ゴム管はときどき点検し、早めに交換してください
- ガス栓に適合するゴム管または専用ホースを使用ください。
- ゴム管は過度に長いものを使用しないでください。
- ひび割れなどが発生しているゴム管は使用しないでください。※ゴム管からのガスもれは、石鹸水を塗り泡が出るかでわかります。(泡が出た場合は、すぐに新しいゴム管に取替えてください)また点検後はきれいに拭き取ってください。
- ゴム管は、ガス栓の赤い線のところまで差し込んで、ホースバンドでしっかりとめてください。
- ゴム管は、物かげを通したり、折り曲げたりしないでください。
- 三つ又は危険なので、絶対に使用しないでください。
小型湯沸器やガスストーブ等をご使用のみなさまへ
必ず換気してください。
※過去に換気不足等により一酸化炭素(CO)中毒を起こし、死に至った事故事例があります。
- 屋内でガス機器を使用するときは、換気扇を回したり、ときどき窓を開けて十分に換気をしてください。
- ※ガスが燃えるためには、たくさんの空気を必要とします。換気が十分に行われないと、酸素不足や屋内に排ガスが充満して不完全燃焼を起こし、有害な一酸化炭素(CO)を発生する恐れがあるため、たいへん危険ですので、十分な換気をしてください。
- ※点火時やご使用中に火が消える場合は、安全装置が作動している可能性がありますので、再点火は行わないで直ちに使用を中止し、ガス機器の購入先やLPガス販売店または保安機関にご連絡ください。
- 排気のフィンが、ほこりなどで目づまりしていないか確認してください。
- 屋内でガスストーブ、ガスファンヒーターを使用するときは、必ず30分に1回1分程度、窓を開けて換気してください。
- 小型湯沸器をお風呂に使ったり、シャワーとして使用することは絶対におやめください。
こんなときはLPガス販売店にご連絡ください
- ガス設備の工事や新しくガス機器を取り付ける時、またはとりはずす時。
- 新築・改築・転居などで、新しくLPガスを使うとき、またはやめる時。
- ガス以外の工事(水道工事など)を行うとき。
- ストーブなどの季節的機器で、取り付け・取りはずしが困難な時。
- ※配管、ふろがま、湯沸器、煙突などの工事を行うときは、法律上の資格が必要です。
- ※ふろがまや湯沸器の中には給気口や排気設備が必要な機種があります。
ガス機器をご使用の際はご確認ください
- LPガス用機器を必ずご使用ください。(都市ガス用機器は使用できません)
- LPガス用機器は全国共通です。
- ガス機器は、取扱説明書をよく読みこんでから、正しくご使用ください。
- ガス機器の保証書は大切に保管してください。
- 古いガス機器はリコール(修理・回収)対象機器になっている場合があります。
製造メーカーやLPガス販売店に確認してください。
小型容器の取扱いについて
- 容器が倒れないよう、平らな場所に置いてください。
- 容器を横に寝かせて使用しないでください。
- 直射日光や下記を避けてご使用ください。
- 使用後は必ず容器バルブを閉めてください。
- 容器は、火の気のない風通しの良い屋外に保管してください。
- 不要になった容器は、必ずLPガス販売店に返却してください。
※LPガスが残っている容器を捨てると法律により罰せられます。
保安体制
保安教育
当社の理念である「保安なくして経営なし」を胸に、熟練した技術者の知識や手法を継承し、いつなんどきでも社員全員が対応できるよう定期的に保安教育を行っております。
安全な供給機器
私たち野島ガスはガス供給機器についても、より安全な機器を100%使用し、お客さまに安心・安全にガスをお使いいただけるよう努めています。
ガスメーター
当社で設置させていただいているガスメーターはすべてガス漏れやガス器具の消し忘れ、震度5以上の地震の発生などを検知してガスを遮断する「マイコンメーターS」を使用しています。
こんな時マイコンメーターがガスを止めます。
LPガスの流れや圧力などに異常があると、マイコンメーターが自動的にガスを遮断し、表示部に遮断理由が表示されます。
-
ゴム管などが
はずれた時 -
地震(震度5以上)が
発生したとき -
ガスの圧力が
低下した時 -
長時間の使用
又は消し忘れた時
ガス利用の再開手順
ガス利用の再開は、次のような手順で行ってください。
- 異常がなければ、マイコンメーターを復帰することができます。
- 復帰しない場合は、復帰を繰り返さず野島ガスへご連絡ください。
マイコンメーターの復帰方法
- 器具栓、ガス栓を全て閉めてください。
- 左側のスイッチを押してください。
- 「ガス止」が消え、液晶の文字と赤ランプが点滅します。
- 5分程度後、点滅が止まり、液晶の文字が消えたら復帰完了です。
高圧ホース
ボンベと調整器をつなぐ高圧ホースには、地震などでガスボンベが転倒した際、ホース上でもガスを遮断できる「グラピタホース」を使用しています。
埋設管
当社ではお宅にボンベを設置する個別供給方式(他社ではこの供給が一般的です)以外に、地中にガス管を埋設してお宅へ供給する、所謂都市ガスと同じ方式(導管供給システム)を行っておりますが、その際に使用している埋設管(導管)には「腐食しない」、「可とう性が高く地震に強い」など、様々な利点をもつ、ポリエチレン管(PE管)を100%使用しています。
当社では他社に先駆け、いち早くこの安全性が高いポリエチレン管にすべてのガス管を入れ替え、平成14年に関東経済産業局長より表彰をいただいております。
有資格者
- 液化石油ガス設備士
- 高圧ガス第二種販売主任者
- 丙種ガス主任技術者
- 乙種第4類危険物取扱者
- 第2種電気工事士
- 給水装置主任技術者
- 第1種電気工事士